注文住宅の壁は、見た目のイメージだけでなく快適さに大きく影響を及ぼします。
クロスが良いのか?漆喰等の塗り壁が良いのか?壁材選びは特に慎重になりますよね。
壁材選びで迷っていらっしゃる方に一押ししたいのがリクシルのエコカラットです。
この記事では、デザイン性が優れていて、さらに空気をきれいにしてくれる人気のエコカラットについて解説します。


目次
リクシルの壁材・エコカラットとは?
エコカラットにも複数の種類があります。
また、具体的な機能等についても解説します。
エコカラットは何の素材で出来ている?
エコカラットの素材は、多孔質セラミックスという、高熱で焼き固められた窯業系の商品です。
多孔質セラミックスの表面には、1ナノメートル(目に見えない程)の穴が複数あり、調湿など様々な効果があります。
エコカラットの種類
- エコカラット
- エコカラットプラス
- デザインパッケージ
- ワンタッチパネル
エコカラットプラスは、ノーマル品よりも防汚性や調湿の働きを追求したエコカラットの上位版です。
デザインパッケージはエコカラットのパッケージセールタイプで、
部屋の広さやイメージに合わせて作られた数十種類のデザインがあります。
ワンタッチパネルはエコカラットを数枚つなぎ合わせて開発されたパネル部材です。
エコカラットの3つの特徴とは?
エコカラット表面の穴は、「調湿」以外にも、「脱臭」「有害物質吸収」などの働きがあります。
調湿効果
高温多湿のじめじめした日には水気を吸いこみ、カラカラの日には湿気を放出して、リビングの湿度をほど良くキープします。
その効果は同じ調湿建材である珪藻土の約5~6倍とのことです。
脱臭効果
硫化水素(タバコ等)やトイレのアンモニア臭など、換気するだけでは消えにくい不快な臭いを、サッと取り込みます。
有害物質吸収効果
シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを強く吸着し、呼吸器系や皮膚の弱い方でも安定してくつろげる環境に調節します。
エコカラットのメリット
エコカラットには上記で述べた特徴に加え、「安定した品質」や「デザイン」も優れています。
安定した品質
珪藻土や無垢材などは、職人の手で仕上げていくので、腕にバラつきがあります。
無垢材は生産地によって商品にバラつきがありますので、エコカラットの場合は、既成品として完成している為、製品のバランス、職人の技術力を気にすること無く注文住宅に採用することができます。
豊富なデザインラインナップ
デザインも豊富でバリエーションが豊富です。
- タイル状の「クロニカ」
- レンガ状の「グラナス」
- 波状の「スプライン」
- 土壁仕上げのような「ニュージュラク」
種類も多いので、ご希望のスタイルに合わせて使うこともできます。
使う場所がLDKなのか?洗面化粧室なのか?トイレなのか?設置場所に合わせて選択できるので注文住宅におすすめです。
エコカラットのデメリット
エコカラットは、壁の仕上材ですが、通常のクロスと比べると、高額になります。
全面ではなく、一部の壁をエコカラットにすることが多いのは、費用的な面からくることが多いです。
屋外への使用は不可
エコカラットは洗面所、トイレなどにはOKですが、浴室や外壁には使用できません。
まとめ
湿気やニオイを取ることに特化した商品ですから、洗面脱衣所、トイレに使うことが多いです。
デザイン的にも優れていることから、LDKに使うケースも増えています。
予算的に余裕があるようでしたら、是非ご検討下さい。
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