注文住宅でリクシルのキッチンを選ぶ人が年々増えてきました。
リクシルのシステムキッチンは、産業新聞が毎年調べている、「プロが選ぶシステムキッチンランキング」の2018年度版で、4位、5位、6位を独占しています。
詳しくはこちらをご参考下さい。
→注文住宅で人気のキッチンメーカーとは?徹底比較!
この記事では、リクシルのシステムキッチンのシリーズや特徴等をご紹介します。
リクシルのキッチンのシリーズは?
注文住宅向けのリクシルキッチンは、4種類あります。
- リシェルSI
- リシェルPLAT
- アレスタ
- シエラ
リシェルSI

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】
リクシルのリシェルSIはプロが選ぶランキングで堂々第5位にランクインしているキッチンです。
リクシルの中で最上位モデルで、デザイン、使い勝手共に優れたシステムキッチンです。
主なオプションは、
セラミックトップ

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】
リシェルSIのセラミックトップは、セラミック、人造大理石、ステンレスの中から選ぶことができます。
その中でも、セラミックトップは、リクシルのシステムキッチンの知名度を跳ね上げた商品の一つです。
その後、他メーカー(クリナップ)もセラミックトップを発売しましたが、セラミックトップと言えば、リクシルというイメージが定着しています。
リクシルのセラミックトップは、味わい深い見た目だけにとどまらず、熱やキズに強いという耐久性にもずば抜けて優れています。
熱したフライパンも気にせずワークトップの上に置けるので、料理から盛り付けまでスムーズに作業がすすみます。
セラミックトップは黒色というイメージが定着しているようですが、カラーバリエーションも豊富です。
・グレーズグレー
・グレーズベージュ
・グレーズライトグレー
・グレーズホワイト
・バサルトブラック
・カルムベージュ

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】
よごれんフード
主婦のお悩みの中でレンジフードの掃除があります。
各社、様々なレンジフードを発売していますが、リクシルの場合は、高速回転で油と空気に分離させて油をオイルトレーに貯める方法をとっています。
最も面倒なファンの掃除を極力減らす為の商品です。

ちなみに、パナソニックも同じような商品を販売していますし、クリナップは洗エールレンジフードといって、ぬるま湯でファン内部を自動で洗う商品を販売しています。
あくまでも個人的な意見ですが、リクシルやパナソニックの方式のほうが良いと思います。
洗エールレンジフードは、専門職の人しか内部を開けられないので壊れたときに大変です。
フロアユニット

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】
リクシルのフロアユニットは、斜めに開けることができるので、ラクにパッと取り出すことができます。
JIS規格(2万回)の2倍(8万回)耐久試験を繰り返し、品質を担保しています。
また、扉を引く力を最小限にする工夫が施されている為、お子様やご年配の方でもラクに開閉できます。
リクシルのリシェルSIの画像をご紹介

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】
リシェルPLAT

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】
リクシルのリシェルPLATは家具のような素材とつくりで、特別な空間を演出します。
生活感を極力なくし(扉で食器洗乾燥機を隠すなど)、LDKとキッチンの一体感を出すリシェルPLATは2016年グッドデザイン賞を受賞しています。
機能も充実していて、よごれんフードも選択可能です。
一体感が一つのテーマですので、カップボードや収納カウンター等の設備が充実しています。

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】
人とは違うスタイルにしたい方や、リビングスペースが限られていてスッキリとまとめたいという方にもおすすめです。
他社で対抗馬になりそうな、キッチンは、ウッドワンのフレームキッチンぐらいではないかと思います。
→注文住宅にウッドワンのキッチンを!特徴や種類をご紹介!
リシェルPLATの商品画像をご紹介

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】
アレスタ

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】
リクシルのアレスタはプロが選ぶキッチンランキングで堂々第5位にランクインしています。
リクシルの中では、ミドルクラスのシステムキッチンです。
他メーカーとの比較で言うと、クリナップのステディアと同等ランクの商品です。
Wサポートシンク
Wサポートシンクはシンク内が2層構造になっていて、料理の下ごしらえや洗い物等がスムーズに行える作りになっています。

揚げ物等の周りに汚れが飛び散りそうな料理でも、2層目(シンク内)で調理することで、汚れを気にせず作業が行えます。
ナイアガラフロー

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】
シンク内に飛び散ったゴミをスムーズに集めることができます。
手前、奥、中央、端と場所によって傾斜が違います。
一定の傾斜ではなく、部位によって傾斜角度を変えることで、シンク内のどこにゴミが溜まっていても流れていくことができます。
アレスタの商品画像をご紹介

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】
シエラ

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】
リクシルのシエラは、プロが選ぶランキングで、堂々第4位にランクインしています。
注文住宅での採用件数では、リクシルの中ではNO1のキッチンではないでしょうか?
ランク的には、普及品タイプのシステムキッチンです。
ライバルになるのは、このあたりの他社商品ではないでしょうか。
- パナソニックのラクシーナ
- クリナップのラクエラ
- ウッドワンのスイージィー
- タカラスタンダードのエマージュ
注文住宅を手がける住宅会社がリクシル製品で統一していることがあります。
サッシ、建具、床材、水回りを一式でリクシルを採用している場合に、標準品として、シエラが設定されていることが多いようです。
水回りに特別なこだわりがあり、他社製品やリクシル内のその他商品が気になる方は、徹底的に調べて比べたほうが良いでしょう。
標準に設定してある場合には値段的にお得に設定してあるケースが多いので、そのままでも良いと思います。

シエラの商品画像をご紹介

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】

【LIXIL公式HPより引用https://www.lixil.co.jp/】
まとめ
リクシルはサッシ、建具、床材、水回り、外構商品を扱う総合メーカーです。
お施主様へのプロモーションも上手で認知度が抜群です。
また、元々はそれぞれの専門メーカーが一つの会社に統合してリクシルという会社が出来上がっているので、他社にはない強みがあります。
他の総合メーカー(パナソニックや永大産業)では、サッシまでは取扱がありません。
本当の意味でトータルコーディネートが可能なのは、リクシルだけかもしれません。
リクシルを採用することで、コストを下げている住宅会社も多くありますので、リクシル製品を使いたいとお考えであれば、リクシルに強い住宅会社を探すと良いでしょう。
全国各地にショールームがありますので、是非一度、遊びに行ってみて下さい。
●こちらもご参考下さい。
→注文住宅のキッチンはパナソニック?メリット・デメリットとは?
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