注文住宅は頭金が必要?諸費用やいつ払うものなの?

注文住宅を建てる際には頭金が必要なのでしょうか?

結論から述べると、頭金なし(0円)でも注文住宅を建てることができます。

主婦
頭金0円ってどういう意味?
いつ支払えば良いの?自己資金のこと?諸費用にあてる資金のこと?
管理人
頭金は自己資金の一部のことを言いますが、この記事で知りたい事は、自己資金は0円でも大丈夫なのか?という事ではないでしょうか?

分かりやすく解説します。

注文住宅の頭金とは?自己資金とは?

自己資金とは、銀行融資を使わずに支払う、現金(諸費用等)のことです。

諸費用の代表的なものは、

  • 登記費用
  • 引越費用
  • 地盤改良費
  • 仮住まい費用
  • 家具・家財購入費
  • など等

です。頭金なしでは注文住宅を建てられなかった頃は、諸費用が借り入れ不可だったからです。

現在は、諸費用を含めたオーバーローンも可能です。
(※もちろん審査があるので、必ずではない)

つまり、頭金とは、自己資金の中から契約時に支払う一時金の事です。

一般的には、頭金や手付金は総費用の2割~3割と言われていますが、仮に3000万円の1割だとしても、300万円と高額です。頭金や手付金を支払うのは悪い事ではありませんが、注意が必要です。

●こちらもご参考ください
注文住宅の費用の内訳や割合・総額は?実例をご紹介します!

契約解除すると注文住宅の頭金はどうなる?

注文住宅の契約を行うときに頭金を要求されることがありますが、その頭金はどういう意味を持つのでしょうか?

一般的な話しをすると、既に支払った費用に関しては、工事の進捗状況に応じて実費が差し引かれて返金されます。ですが、住宅会社によっては返金しないと契約書に明記している場合もありますので、契約するときは十分に注意してください。

管理人
解約したいのに返金額が納得できなくてトラブルになるなんて話しは、比較的多い事例です。

後々のトラブル防止の為、契約書(約款)の細部までの確認と、解約すると決めたら、即決断する実行力を持ちましょう。解約はタイミングが遅れれば遅れるだけ実費負担の割合が増えます。

解約するタイミングによっては追加費用が必要になることもあるので、本当に注意が必要。
例えば、基礎の鉄筋を組んでいた場合は、その材料費や人件費までの費用は請求されます。

注文住宅の頭金なしでデメリットはないのか?

注文住宅の頭金なし(0円)のメリット・デメリットについて解説します。

頭金(自己資金)なしという事は、それだけ銀行からの借入額が増えます。

将来支払っていく金額を減らしたい。又は、金利がもったいないから、出来る限り自己資金を入れたいとお考えであれば、自己資金を入れた方が良いでしょう。

例えば、3000万円借りた場合と3500万円借りた場合の総支払額を比べてみましょう。
※借り入れ期間を30年、金利を0.9%で計算してみます。

3000万円 支払総額:34,243,009円 支払利息総額:4,243,009円
3500万円 支払総額:39,961,632円 支払利息総額:4,951,632円

差額:708,623円

借り入れが増えれば、それだけ金利の支払いが増えるので結果的には多く支払うことになります。ただし、家庭内の現金が減ることのリスクも当然あります。

万が一のときに、貯金が全く無いという状態では、不安ではありませんか?

結論から言えば、頭金なしでも建てられるのだから、無理して支払う必要はありません。

また、自己資金を入れるときでも、支払うタイミングをわざわざ契約時に合わせる必要もなく、必要なタイミングで都度支払っていけば良いと思います。

頭金や自己資金の割合に関しては、銀行融資がどれぐらい可能なのか?によりますので、無理の無い範囲で計画を立ててみましょう。

頭金も大切だけど、総費用の節約が大切

注文住宅を計画するときには、自己資金の割合について考えることも必要ですが、一番大切な事は、適切な価格で家を建てることです。

同じ価値の家(同等レベル)で、A工務店は2500万円、B工務店は1900万円といった風に、500万円前後の価格差が出ることも珍しくありません。

あまり資金に余裕が無いからこそ、契約金額にこだわっていきましょう。

その為には、まずは見比べることが大切です。(※最低限の勉強をした上で!)

見比べるためには、複数社から相見積もりを取りましょう。同等レベルでどれぐらい金額に開きがあるのか?また、「安かろう悪かろう」になっていないか?

自分の頭で考えているだけでは、いつまでたっても正解は出ません。
厳しい言い方かもしれませんが、家作りは命がけです。

複数社から見積もりは家づくりの第一歩

相見積もりは家づくりの第一歩です。

見積書を見比べることで、分かってくることが沢山あります。
分からないことが分からないという状況ではありませんか?

これから家づくりを始める方だけでなく、契約直前という方も少しだけ立ち止まり、改めて見積もりを依頼してみませんか?

私がおすすめしている一括見積りサイトは、「タウンライフ家づくり」です。
タウンライフ家づくりは、実績も多く安心して利用できるサイトです。

また、土地をお探しの方には、非公開物件の提案もあります。

ただし、どんな会社でも登録できる訳ではないので、お住まいの地域によっては登録会社数が極端に少ない場合があります。公式HPで確認できるので、一度ご確認下さい。

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1983年生まれ、子ども3人の5人家族です。建築関係の仕事をしているので当サイトを立ち上げました。趣味はゴルフ、サッカー、スポーツ観戦です。好きな建材メーカーはパナソニック、床は朝日ウッドテック、水廻りはクリナップ、タカラです。よろしくお願い致します。